軽自動車 任意保険

任意保険はディーラーで加入すると保険料が高くなる>

軽自動車は普通車よりも経済性が高いのが最大の魅力です。

重量税、自動車税、自賠責保険、車検費用などの維持費が普通車より安く、更に最近の燃費の向上が軽自動車の経済性を一層高めています。

ところが一つだけ、選び方を間違えると軽の経済性を大きく損なってしまうものがあります。

それは任意保険なのですが、この任意保険、現在では20社以上の保険会社が販売していて、その保険料も高いところから安いところまで様々です。

もしも安いところが選べるのにそれを知らずに高い任意保険に加入してしまったら、場合によっては普通車よりも高い保険料になってしまう場合もあります。

ネットのQ&Aなどでも「軽なのに普通車より任意保険料が高い」、「普通車から軽に乗り換えたが車両保険付の任意保険料がかえって高くなってしまった」などという悩みが少なくないのです。

なぜそのようなことになってしまうかというと、保険料が高い任意保険を選んでしまったからということになるのですが、一番の原因は新車や中古車のディーラーに任意保険を任せてしまうことにあるようです。

■車のディーラーは自動車保険の代理店になっている

新車ディーラーや中古車ディーラーから軽自動車を購入する時は、ほぼ100パーセントの人がディーラーから任意保険を勧誘されることになると思います。

車のディーラーは自動車保険の代理店になっている場合が多く、新車や中古車の購入者に自らが代理店になっている任意保険を勧めるというわけですね。

車の購入者の方も大きい買い物で気持ちが高揚しているし、ほかの人もみな加入しているようだからというくらいの気分で、ディーラーが勧める任意保険の契約をしてしまうというのが普通のパターンでしょう。

ディーラーが取り扱う任意保険は「代理店型自動車保険」と言って、代理店のマージンなどが保険料に上乗せされた保険料の高いタイプの任意保険だということも知らずに。

ディーラーにとってはこの任意保険成約によるマージンが結構な収入源になっているのですから、「ほかにも安い任意保険がありますが…」などという親切な勧誘など期待できません。

まるで任意保険はこれしかないと言うような形で何も知らない素人に説明し、契約を勝ち取るというわけです。

ディーラーによっては任意保険の成約のために契約件数のノルマを設定したり、営業担当者にマージンの一部を出したりしているところもあるといいます。

■車の購入は保険勧誘の最高のチャンス

保険会社側から見れば、新車でも中古車でも、車を購入する時というのは保険を勧誘する絶好のチャンスです。

火災保険などの代理店である不動産会社が住宅の購入者に高額な地震保険を勧めて成約した場面を目の前で見たことがあります。(実はその住宅の売主として同席していたのです。)

買主の方は、普段なら絶対入らないような地震保険にすんなりと加入を決めたのです。

これと同じように、保険会社は車のディーラーを代理店にして車購入という絶好の機会に任意保険の契約を狙っているというわけです。

特に初めて車を買うという顧客はディーラーにとってまさに「カモネギ」なのではないでしょうか。

任意保険も初めてですから、ほとんどの方はすんなりとディーラーおススメの任意保険に加入することになるでしょう。

そして、翌年以降の更新の通知を見ては保険料が安くなっていると満足して更新を続けることになるでしょう。(保険料が安くなるのは等級が上がって割引が大きくなるからなのですが。)

このような形で任意保険に加入すれば、その後どんなことになるのでしょうか。

■安い任意保険に目覚める時

ディーラー加入の任意保険を更新し続けているという方の場合でも場合によっては転機があるかもしれません。

それは「軽なのに普通車の知人より保険料がずっと高い」ということかもしれませんし、事故で等級がダウンし保険料が跳ね上がった時かもしれません。

またテレビのCMなどで安い保険料を見て「どうしてウチの保険料とこんなに違うんだ?」と思う時かもしれません。

あるいは車のキズや凹みを車両保険で直そうとして「等級ダウンによる保険料のアップの方が大きいので保険を使わない方がいい」と代理店に言われ、「何のための高い保険料なの?」と思ったときかもしれません。

いずれにしろ、そのままでは納得できず人に聞いたりネットなどで調べたりすることになるでしょう。

そして任意保険の会社が20社以上もあり、保険料も保険会社によって高いのから安いのまで様々であることもわかるでしょう。

保険料が安い通販型の任意保険のこともすぐに知ることになるでしょう。

また、保険料が安いのはいいが補償やいざという時の対応は大丈夫だろうかという新しい疑問も出てくるかもしれません。

この疑問について更に調べれば、

「今加入している代理店型も、格安の通販型も、契約のし方以外は同じだと考えて良い」

という結論にたどり着くことになると思います。

■各保険会社を比較して保険料の違いに驚く

ここまで分かってくれば大抵の場合は任意保険の各社を比べて保険料が安いところを探したいと思うのではないでしょうか。

一括見積りという無料サービスがあることも知ることになるでしょうから、満期の時期になったら各社の保険料を比べて安いところに切り替えようかということにもなると思います。

そして実際に通販型の保険料を見積もってみて、そのあまりの保険料の違いに驚くことになるかもしれません。

初めに加入を勧めたディーラーのことをうらんでみても仕方ありません。

保険勧誘の営業とはそういうものでしょうから。

なんか物語風のようになってしまいましたが、実際身近な知人にこのようなパターンの方が何人もいます。

軽自動車の弟夫婦の場合は普通車より保険料が高いことが目覚めのきっかけになりましたし、別の知人の場合は自損事故で等級が下がったことが見直しのきっかけになりました。

ディーラーでの任意保険の勧誘はなかなか強力な仕掛けで、通販型各社ががんばってもまだまだこのスタイルは任意保険加入の主流として続いていくことになるでしょう。

何か騙されているようで割り切れないものがありますが、要は私たち消費者が賢くなるしかないのだと思います。

でしょう。

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